マレーシアの医療制度について調べてみた

こんにちは

マレーシア移住した場合に、病気やけがで通院することになった場合の
治療費ってどうなるんだっけ?

という疑問が出たので調べてみました。

日本では公的健康保険にみんな入っていますよね。

そのため、医療費が6歳~69歳は約3割の自己負担だけになりますよね。

なので、日本で治療を受ける分には資金的な負担は少なく済ませられて安心ですね。

マレーシアの医療制度について

マレーシアの医療制度は日本の医療制度と異なります。

マレーシアの医療制度は、2段階構造で成り立っています。

その制度の一つは、マレーシア政府が税金を使い、資金提供をしている

ユニバーサル医療制度(公的医療制度)となります。

公的医療制度は全てのマレーシア国民に適用され、保健省によって管理されている
政府系医療施設ではほぼ無料で医療サービスを受けることができます。

マレーシアの政府系医療施設、特に三次病院や専門病院では設備が整っていますが、

政府系医療施設は通常混雑し、更に医療従事者の人員不足の為に、待ち時間がとても
長い
ようです。

これは、特に選択的手術や治療において言えることのようです。

一方、大半が民間保険制度で医療費の払い戻しを受ける、もしくは患者の自費で
成り立っている民間医療制度もあります。

基本的にはこちらを利用することが多くなりそう。

私のようにマレーシア企業に就職するような人にとっては、企業の福利厚生を
用するのがよさそうです。

少しの体調不良などでクリニック診療を受診する程度ではこちらで賄うことができそうです。

ただし、上記以外のケースもカバーする必要があるので、民間保険にも入っておく
のがベターかなとも考えております。

日本の住民票を抜いていなければ、国民健康保険で後から還付されるようなので
該当する方はマレーシアでの保険は気にする必要はないかもしれません。

会社によって様々ですが、クレジットカードの海外旅行保険も適用できるケースも
あります。

こちらは各々確認が必要です。

私の場合は以下になると思います。

  • 日本の住民票を抜くため、日本での還付は受けられない
  • 会社の福利厚生を利用する
  • 大きい治療のケースも考えて民間保険も加入する

おまけ 日本の医療制度をざっくりと

「国民皆保険制度」により、保険証さえあれば、いつでもだれでも必要な医療を受けることができます。

「国民皆保険制度」

は国民全員が加入して保険料を支払っていますので、
国民同士で支えあっていることになります。

当たり前すぎて実は知らない方も多いと思いますが、みんなで助け合っているのです。

素敵ですね。

他にも、高額療養費制度母子健康手帳などの仕組みもあります。

高額療養費制度があるため、月にどれだけ医療費がかかっても、自己負担額は
9万円程で済ませることができます。

これなら何とかなりそうですね。

母子健康手帳は母子健康診査などの母子保健サービスを受けることができ、
健康管理ツールとしても有効活用されております。

この「国民皆保険制度」によって日本は長寿国となりました。

公的医療保険は職業、雇用、年齢に応じて3つに分けられる

公的医療保険は3つ

「被用者保険」「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」

「国民皆保険制度」により、国民全員がこれのどれかに加入しております。

「被用者保険」
主に会社に勤める従業員とその扶養家族が加入しています。私もこれです。
「国民健康保険」
主に自営業者や無職とその扶養家族が加入しています。
「後期高齢者医療制度」
原則75歳以上の方が加入しています。

これらに加入することで、基本的に自己負担額は3割となります。

さらに小学生未満や70歳以上の高齢者は2割負担となります。

75歳以上となると1割負担になります。

このような形で日本はとても素晴らしい医療制度ができており、安心して
暮らせる国という事がわかります。

今日はこんなところで

では~

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