こんにちは!
数年前から、働いている会社の従業員持株会に入り自社株を積み上げてました。
この持株会についての話になります。
持株会とは
従業員が毎月の給与・賞与から一定額を拠出し、自社株を取得する。 会員の持ち分は出資に追う応じて計算される。 100株単位になったら株式で受け取ることが可能。 購入額の変更は随時行える。奨励金等の特典も多数あり。
持株会のメリット
会社としてのメリット
会社としては持株会があることで、従業員株主によって株が多く買い付けられます。
この持株会は従業員が積み立てるので、一度加入すれば、退社しない限り基本的には
解約しないため、安定株主となります。
さらに大規模な企業の場合はより多くの従業員が所属しているため、より安定するでしょう。
私の会社も従業員が多いため、持株会はかなりの安定株主となっています。
会社は福利厚生としての機能も果たせます。
従業員が株主であるため、従業員は株を持っている限り下がることは望みません。
上がることを望みます。
株価を上げるためには会社の成果を上げ、一般的に株が買われるような企業になる
必要があります。
当然、従業員もそれを認識しております。
会社の成果を上げることは従業員の働きによって変わります。
そのため、従業員はより会社の成果が出るように仕事を頑張るようになります。
仕事に対するモチベーションがここに紐づけられることになる、
その結果会社の成果が上がるという好循環が生まれます。
しかし、会社の業績が悪くなると逆効果となることも考えられます。
このようなメリットは持株会に入っている私もそう感じます。
従業員として株価を上げようと意識して仕事をするようになったので、
確かにこのメリットは当てはまると思います。
従業員としてのメリット
少額で株を積み立てることができます。
例えば毎月口数単位で購入していきますが、それが金額にすると数千円~でも可能です。
通常株を買おうとすると基本的には100株単位になるので、
数万~数百万の資金が必要になります。
1番大きなメリットは奨励金が出ることです。
出資に対して何%かを奨励金として支給されます。
企業によって額は異なりますが、私の会社の場合は、自社株出資回数によって、
%が上がったりするので、長い期間出資するとよりお得になります。
この奨励金が欲しく、私は出資できる最大額を毎月出資していました。
株価によらず、安定的に見返りがあるのは私にとってはとても魅力的でした。
配当金ももらえますので、金銭的なメリットは結構あります。
ただし、すぐに引き出すことができないため、売却タイミングのコントロールが難しい面も
あります。
100株単位じゃないと引き出せない事もあります。
そこは会社や取引先の証券会社によるかと思います。
このように持株会はメリットがあり良い制度かと思います。
自分の会社の業績が悪かったり、将来性が無い等の理由がなければ、
やってみるものありかと私は思います。
この度持株会を退会いたします
持株会いいよ~と書いてきましたが、この度私は持株会を退会いたします。
えぇ~!!ここまで書いといて!?
ちょうど売りたいな~と思ったタイミングだったのと、来年には会社を辞めるので、退会する
予定はもともとあったのです。
既に会社での手続きは完了し、後は指定の証券口座に移管されることと、端数の株を現金化
して振り込まれるのを待つだけとなりました。
私の場合、5年以上は積み立ててきており、その間にアベノミクス効果?
もあってか株価がかなり上がったので、奨励金や配当に合わせてキャピタルゲインとして
含み益が結構あり、やっててよかったなと思っています。
また別の会社に移ったりして持株会制度があった場合には積極的に検討すると思います。
現状はその予定はありませんが。
海外の場合はどうなんだろう?ちょっと調べてみるかな。
そんな感じで今日は持株会についてでした~
では~
コメント