こんにちは。
引き続きネットワーク通信について用語解説をします。
ネットワーク基本 「ネットワークの基本 インターネット技術」
我々が普段使っているインターネットとは、LANがお互いに接続し合い世界的な
規模で広がっているネットワークの事です。
1990年あたりから出てきていますが、一般的に普及され始めたのはWin95あたり
からだと思います。それまでは一部のユーザしか使っていませんでした。
現在では家電などほぼ全てのものにインターネットが繋がっており、
社会基盤として生活に欠かせないものとなっております。
TCP/IPというネットワークプロトコルを基盤にIPアドレスを用いて
お互いの機器を識別しています。
LAN同士はルータで接続し、そのルータによって、情報は指定の場所に届けられます。
WWW(World Wide Web)
インターネットで最も使われているドキュメントシステム
インターネットが普及されたのもWWWサービスがあったからといっても過言で
はありません。
インターネットの代名詞的存在です。
Web(ウェブ)という言葉もここから使われています。
WWWがインターネット上のあらゆるコンテンツをつなぎ合わせています。
HTML(Hyper Text Markup Language)
プログラミング言語の一つ
WWWのドキュメントはHTMLを用いて記述されています。
ドキュメント間でリンクが設定できたり、画像、音声、動画など様々なコンテンツを表示できます。
これらのドキュメントはURLという形式でアドレス定義をすることで、
どこからでもアクセスすることができます。
URL(Uniform Resorce Locator)
インターネット上でドキュメントの位置を示す記述形式、アドレス
URLを指定することで目的のドキュメントにアクセスすることができます。
http://www.~
HTTP(HyperText Transfer Protocol)
WWWサービスにおいてWWWサーバとWWWクライアントで通信をするためのプロトコル
通常は通信ポートとして”80″が使用されます。
IEやGoogleChrome等のブラウザがWWWクライアントの位置づけとなります。
ブラウザ上で検索してアクセスする際に情報を取得する際に、このプロトコルを
使って通信することになります。URLの先頭にきます。
HTTPS(HyperText Transfer Protocol over SSL)
HTTPにSSLによる暗号化通信機能を追加したもの
WWWサーバとWWWクライアント間の通信が暗号化されて安全に情報を
やり取りする事ができるようになります。
SSL(Secure Sockets Layer)は暗号化機能の事です。
プロトコル(Protocol)とは
通信に関する規格のこと「通信規約」「通信手順」
これまでも説明に使ったプロトコルという概念。
一般的に使わないのでイメージが難しいですが、
通信世界の言語、ルール、手順
などと思っていただければよいです。
電子メール
ネットワーク上の手紙サービス
各々がメールアドレスを持ち、そのメールアドレスを宛先に情報を送り届ける事が
できます。
文章だけでなく、画像、音声、動画などのファイルを送ることも可能です。
仕事では現在もよく使うと思いますが、仕事以外だと今はSNSでのやり取りをする事が
多くなってきていますね。
SNS(Social Network Service)はユーザ同士のつながりを主目的としたネットワーク
コミュニティサービスの事です。
Line、Instagram、FacebookがメジャーなSNSです。
VPN(Virtual Private Network)
インターネット上に仮想的な専用線空間を作り出す技術の事
WAN上の拠点間(LAN間)の通信を安全に接続することができます。
仮想的な専用線空間は暗号化した通信データをやり取りすることで実現することができます。
一般的に実際の専用線を用いてWANを構築するとコストがかかりますが、専用線を
使わずにインターネット回線を仮想的に専用線として使う事でコスト削減ができます。
まとめ
- インターネットはWWW技術で拡がった
- WWWは主にHTML、URL、HTTP技術で構成されている
- 電子メールもインターネットの重要技術
- VPNはコスト、セキュリティでとても有効な技術
インターネット技術のありがたみを知って、これからも楽しくインターネットを
利用しましょう!
それでは今日はここまで
では~
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